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WILD FLOWER

高岡ミズミの情報ページです。 BLという単語に興味のない方は恐れ入りますが直ちにお戻りくださいませ。

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SSカードです。

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J庭の新刊、honey6のおまけSSです。
honey6のあとの話なので、本編から先にお願いしますね。



honey6本編のその後

「あ……も、や……」
 後ろから久遠を受け入れた格好で、敏感な場所をバイブレーターで刺激される。どこもかしこも痛いほど感じ、呼吸さえままならなかった。そもそもいま久遠が挿っている場所にもさんざん使われ、緩まされ、最後にはねだることを強要されたのだ。ここまでくると意趣返しというより、久遠が悪趣味なだけに思えてくる。
「厭? 嘘だな。中も外もこんなに漏らしているのに」
「……あぅぅ」
 うなじに熱い吐息が触れた途端、久遠の言葉の正しさを教えられる。意思とは関係なく和孝の中は蠢いていて、聞くに堪えない音を立てて久遠を歓迎する。いや、きっと久遠がわざとそうしているにちがいなかった。
「ひ……ぁっ」
 先端にバイブを押し当てられ、強い刺激に仰け反る。と同時に体内の久遠を締めつけ、硬さや大きさをまざまざと味わうはめになる。内壁を擦られ、奥深くを突かれると自分ではもうどうにもならなくなり、ただすすり泣くばかりだ。
「ああ、すごいな」
 耳元で囁かれる久遠の言葉すら愉悦に繋がり、和孝は我を忘れて喘ぎ、乱れた。もはや自分がなにを口走っているのかもわからない。背筋を撫で上げられ、がくりと膝を崩すと、無理やり腰を上げられる。そうしてまた厭というほどじっくりと、時間をかけて貪られるのだ。まるで肉食獣が獲物の喉笛を甘噛みしたまま、もてあそぶかのように。
 譫言同然に久遠の名前をくり返し呼ぶと、ぐいと身体を起こされた。背中から抱き締めてきた久遠に顎をとらえられ、唇を食まれるうち知らず識らず身体を揺すっていた。
「も……でき、ない」
 その一言を最後に意識が途切れる。正気に戻ったのは、口中に入ってきた冷たい液体のおかげだった。
「まだ飲むか?」
 目を開けて、それがミネラルウォーターだとわかるとむしょうに喉が渇きだす。それもそのはず、自分でも笑えるほど声が嗄れていた。口移しで喉を潤したあと、ベッドにうつ伏せになった状態でため息をつく。
「あんたのスイッチがわからない。たまにこうなるよな」
 無体な仕打ちは過去に何度かある。その都度理由はあったようだが、それだけではなかったと思っている。
「スイッチね」
 束の間思案顔になった久遠から返ってきた一言は、到底納得できるものではなかった。
「スイッチがあるとしたら、おまえだろう? 目の前にあったら、俺は押すしかない」
「…………」
 なんでもかんでもひとのせいにしやがって――とはもちろん口には出さない。反論したところでどうせやりこめられるに決まっているので、不本意なときは言葉より顔で示すに限る。さっそく実行すべく仏頂面を作った和孝だが、久遠が髪に指を絡めてきた。これくらいでと思う半面、機嫌を損ねたままでいるのも難しく、どこかくすぐったさがこみ上げる。なんて甘いのか。自分自身に呆れたものの、どっちにしても勝てる日は来ないのだから、こういう男に惚れた不孝とあきらめるしかないだろう。
 だるい身体を動かし、なんとか寝返りを打ったあと、指先で久遠を近くへ招いた。
「俺が満足するまで、枕代わりになって」
 せめてもの要求は、すぐに叶えられる。マルボロの香りのする枕に身を委ねた和孝は、心からリラックスできる自分に苦笑しつつしばしの眠りについた。

- 2 Comments

メジャーフリーク  

ホワイトデー

素敵なプレゼントありがとうございます

2017/03/15 (Wed) 17:11 | REPLY |   

高岡ミズミ  

Re: ホワイトデー

こちらこそ、ありがとうございます❤

2017/03/17 (Fri) 17:26 | REPLY |   

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